自信の育て方

先日、スーパーグランディング系サイキックというか魔女というか、の井上さん(検索でいらした方、とりあえず会いにいってみてね。11月にオープンなクラスあるよ)のゼミに参加した。
テーマは自信について、である。

自信というテーマはスピリチュアル関係のみならず、想像どおりの心理関係でも盛んだとおもうし、キャリアとか教育でも(当たり前だが)やはりフォーカスされる話。

特にキャリアというジャンルについて深めていくとだいたい自己信頼感低いと厳しいよな、世の中も変わったしさ、みたくなるのだ。
安易に自己信頼感の話をキャリアカウンセラーとかキャリアコンサルタントがペラペラしだすと、一体どこの素人だよ、という程度にわかりやすく問題になる話。

そもそも自信、という言葉自体、ふわっとつかいがちである。そのくらいあえて定義を疑うまでもなく、みんなが使うことば。
そして、多くの人が問題に感じるテーマ。

が、あまりに身近故か、案外意味づけが人それぞれ異なるので、自分と違う意味づけの人のはなしをそのまま受け取るといい話が苦痛になったり、逆にお気楽になったりするのだ。
世の中にこんなにたくさん本やセミナーはあるのだが、いまいち効能を発揮しにくい原因のひとつな気がする。

で、私の話ですが、この8月半ば~9月をワークしながらすごし、そして今回井上さんのところでお話を聞き、改めて確信したことがある。

それは。

めっちゃ小さい自分との約束を守ることを積みかさねる

のが私は大丈夫、私ってできるじゃん!という自己効力感を高めるにあたって、今更ながらやっぱりかなり!有用なのだと。

存在の絶対肯定が
「私は〇〇ができる、失敗しても大丈夫。またチャレンジできる」
という行動に影響する肯定感覚を生み出すことにつながることは否定しない。

が、大人になるとやっぱり存在の絶対肯定だけでは行動を生み出すことは難しい。行動のクセのほうがつよかったりするし。あえて変化を起こして死ぬほうが大問題なのがひとのからだ・ひとの無意識。

というわけで、無意識に抵抗されないよう(笑)、小さい行動を積み重ねて、自分で自分を育てるしかないようです。
笑えることに育つんだな、これが。中年でも!

うちの母親は70代ですが、60代後半から町のあつまりで司会など任されるようになり、回数を重ねて自信がついたそうです。これも、私はできる、大丈夫!という感覚をはぐくんだ、といえます。

一方、ただ存在しているだけでいいのだ、という存在肯定・自尊心系のものはこれは瞑想であるとかワークであるとか口癖であるとかでこれもまた小さく積むしかない。

自信といいながら、既に自己信頼、自己効力、自尊心と自がつくことばをあえて羅列していますが、ここがひとによってごっちゃなのです。
よかったら調べて、自分なりに分けて、そして、何を育てたいのかを検討してみてください。

行動面での自信を育てるにあたって、小さい行動と小さい約束を積み重ねるのには、やっぱり好きなことがいいと思います。
やりたくない、なんていうハードルの高いものでやらないように!
あと、他人とか社会とか外側の尺度をもちこまないこと。これ、本当に無意識にやるので、ふんわりやるとやられます。

私の場合だと専門的な勉強がすきだったり、こうやってダラダラかくのがすきなので、そういうので小さい約束をつくりまくっています。ばかにできないよー

【おまけ】

とはいえ、今の自分の状態に適したものは大切だと思うので、たとえば心身共に疲弊した結果の自信喪失であれば、以前ご紹介した下園さんの本のようなアプローチをおすすめしたいです。

あと、自己承認(存在へのアプローチ)では、私が20代前半の時に助けになったのは生きる自信の心理学です。岡野先生はスピリチュアル、という概念を日本に入れる時に春秋社で尽力された方です。キリスト教や仏教、心理学(それこそ流行る前からアドラー!)に大変造詣が深い。
なのに理屈っぽくなく、やさしいです。

ご参考まで。