私がこっそりファンなひと、のひとりがファンドマネージャーの藤野英人さん。
私は投資活動はしていないので、藤野さんの著作やつぶやきをみてのニワカファンです。
著作や、といっても3冊くらいしかよんでないし、軽いのしか読んでないので、どちらかというと藤野さんが語るお金の考え方や仕事人としての在り方が好きなんだと思います。
で、先日読んだのが「投資バカの思考法」です。
『投資』と『お金』の考えをすべて詰め込みました、と藤野さんがおっしゃっているのですが、投資をやらない私にとっては投資ではなく、在り方・生き方をあらためて勉強させていただいた次第。
ああ、やっぱり好奇心とか柔軟性とかって、実は最大のリスクヘッジというか危機対応学力なんだわ、と。
小さな変化の積み上げ、小さな変化を選択することが、わたしをつくるんだわと。大きく変えていくんだわ、と。
で、詳細は是非一度お読みいただきたいのですが、私が今回、大変助けられたことの1つが
「(28)継続は努力や意志に頼らない」という項目でした。
私が長年苦心している
好奇心旺盛⇒チャレンジ!お金・時間・体力をけっこう突っ込む⇒なんとなく飽きる⇒ゆるやかにやめていく⇒周りから「●●どうしたの、最近?すごい一生懸命だったじゃん?」と言われて言いよどむ⇒「ほら、やっぱり私って飽きっぽいから。続かないし。お金も時間も体力ももったいないのに、なんでいつもこうなのか。」とこっそり傷つく⇒なんもしない/もしくは慎重になる⇒とはいえ好奇心だけはむくむくとあたまをもたげる⇒それを黙らせようとする⇒やっぱりやっちゃう⇒。。。
というデススパイラルに終止符を打つ秘策が!
。。。正直、スピリチュアル界隈必殺の「結果じゃなくて経験が重要だから、やるだけやって、それでいいのである。経験経験。無駄も経験。」というやつでもまあデススパイラルは脱していたのですが(ほんとにそうなので。案外後になって無駄じゃなかったりするので、その瞬間価値がわからなくても全然いい!という)。
とりあえず、三日坊主に終わる理由が完璧主義にある、というというはなし。
私の場合、藤野さんが本の中で書かれていた「怠け者の自分が嫌い」、「できない自分が嫌い」の例に加えて、「続かない私って恥ずかしい」というのが相当自分のなかに入っています。ほんとうにつらいんだって。
で、そもそも怠け者ですよね、人間て。からスタートするための、ゆるーい5つのコツが披露されています。
1)頑張りすぎない
2)再開する
3)ダラダラやる
4)自分に期待しない
5)ルーティン化する
というもの。詳細は本でどうぞ。
もしかしたら、えーあたりまえ!な話なのかもしれないのですが、私にとってはそんなんでいいんだなーと救いになった次第です。
特に2)とかね。
ああ、やめて、またやりたくなったらやればいいんだな、って。やったりやらなかったりでいいんだなって。
とりあえずはじめるほうが、やっぱりいいんだ、とおもったのです。
その他、気になったのは下記の通り。
★元気がない時に⇒(29)人は、ただ生きているだけで誰かの役に立っている(※きれいごとではなく、経済のしくみから考える)
★プロってやっぱり地味こそすべて⇒(26)「下積み」を「成長」に変える方法
★キャリアを考えるとき⇒第7章の「選択力」
好きなものを紹介するのって、どこかで上手く紹介したい気持ちがあるから、正直得意とはいえませんが(だいたい短くぽさっとしか書けない。。。)、これもまた小さなチャレンジを選択したということでよしとしよう。