正直LINEはつかってないけど、元社長の森川さんの本、「シンプルに考える」を読んだ。
IT界隈の社長さんに対してはどうしても偏見をもってしまうのだけど
(今見たく洗練されていないぐちゃぐちゃの頃のIT界隈で働いていた割に)
森川さんがバブル世代で某音楽家のようなビジュアルで、あのおしゃれ装丁の本をつくる感じがバブルっぽ!と興奮して買っちゃった☆
。。。というのは嘘ですが。
とても読みやすいので(本当にシンプルで美しいので)速攻よみおわりました。
か、かっこいい。。。。
今度のホワイトカラーエグゼンプションは森川さんのつくる組織にはなじむ概念なんじゃないかな。
理想、とまでは言わないまでも、美しいあり方というかね。そもそも労働者と経営者が対等であるように見えるし、すごく自立しているんであろうな、と思わせる。実態はわかんないけど。
※が、こんなに美しく厳しい世界観に耐えうる経営者も労働者もそんなにいなくて、労働者派遣法改正同様にホワイトカラーエグゼンプションも大騒ぎは続くきがする。
先日よんだ某ファンドマネージャーさんの本もそうだったけど、自分の働くを世界から分離してしまうとやっぱりしんどくなるね。
なんかつかいふるされているけど、はたがらくになる、ってやつはたぶん本当なんだよね。
自分のはたらく、を考える時に
やりたいことが世界を楽にするケースもあるけど
できることが世界を楽にするケースもある。
最初はふたつめから始めてもなんも問題がないんだけど、やりたいことをやって生きるがあまりにも美化されているからね~。
やりたいことをやって生きるのはいいけど、もし働くを糧の問題とするならば、あんまりまぜっかえすとよくわからなくなるとおもう。